職業情報
電気工事士
電気工事士はこんな人
体力があって、コミュニケーションがうまい
作業現場は天井裏や床下での作業、ビルの場合は高所での野外作業や、厳しい気象条件の中で行う場合もあるので、辛抱強さが求められます。作業は通常、数人のグループで行われるので、コミュニケーションが大事です。
・体力のある人
・手先の器用な人
電気工事士はどんな仕事?
電気配線工事のスペシャリスト電気工事士は、建物を建設する際に電気の配線、分電盤やコンセント、照明器具などを取付けて電気が使えるようにします。また修理や修復工事も行います。電気工事士には第1種と第2種があり、それぞれ工事範囲が決められています。第1種は、大規模な工事や工場やデパートなどの構内配線、変電室の配電など主に変電電力の大きい設備の工事を手がけます。第2種は、一般家屋の屋内配線や電気照明の設備取りつけなどを主に手がけます。第1種、2種共に学歴、年齢、経験などの受験制限はありません。一般的な作業工程は、まず設計図に基づいて日程、人数、資材などの作業プランを立てます。そして、設計図を基に、電線を通す配管と配線を作ります。木造建造物の場合は、天井や壁に主な配管を行い、そこからコンセントやスイッチに通じる配線を行います。作業が終わると、誤りがないか確認や試験を行います。キャリアアップしていくに従い、現場だけでなく、施工管理、設計、積算などの仕事もします。