職業情報
インテリアデザイナー
インテリアデザイナーはこんな人
部屋のインテリアや家具のデザインをする仕事
●よく部屋の模様替えをする
●インテリア雑貨が好き
●普段から訪れる店の内装を研究
インテリアデザイナーはどんな仕事?
インテリアデザイナーとは住宅やオフィス、ホテルや旅館の内装など室内装飾のデザインが仕事です。建築家と共同して、ホテルや劇場のロビーの環境設計などを手掛けることもあります。また、船舶・車両・航空機内の環境設計にも携わることがあります。
建築家的な仕事
主に室内空間の環境設計に携わるインテリアデザイナーは、クライアントの要望に合わせて、素材や色・形や配置をデザインします。家具・カーテン・壁紙などを組み合わせ、必要に応じて実際の施工までを行うこともあるのです。
工業デザイナー的な仕事
主に家具類を中心としたインテリア用品のデザイン・設計に携わるインテリアデザイナーは、使いやすさ、落ちつきなどを考慮して、新しいデザインを考えます。必要に応じて模型や試作品をつくり、実際に使ってみることもあります。
インテリアデザイナーになるには?
専門的に学ぶ最近注目されている職業のため、多くの専門学校やコースが登場しています。専門的な知識や技術を学び、就職を目指すのが一般的。環境設計を専門に学んだ人は、個人・会社・建築業者から発注を受けるインテリア事務所に就職したり、広告となる住宅展示場の内部をデザインする住宅販売メーカーなどに所属する道があります。家具類のデザインを専門に学べば、家具や室内装飾用品のメーカーに需要があります。また、最近ではアドバイスやコンサルティング業務を中心に活躍しているインテリアデザイナーもいます。
インテリアデザイナーの一日
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1:室内デザイン
部屋の中やホテルの内装などをデザインします。機能的なのに心地良い空間など、目的にあわせたデザインを考えます。
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2:インテリア家具デザイン
部屋に作り付けられたシェルフや美しく見せる収納家具など、インテリア用品のデザインをします。模型や試作品をつくることもあります。
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3:コンサルティング
リフォームなどで室内を変える時、内装業者やオーナーにアドバイスをします。クライアントのイメージを具体化することが必要です。
インテリアデザイナーの現状・将来性
最近は、機能的でかつスタイリッシュな生活空間を求める人が増え、デザイナーズマンションなどが注目されています。外食産業などでも重要視されている分野なので、インテリアデザイナーの地位も向上し、インテリアデザイナーの需要は伸びています。インテリアデザイナーの専門資格はありませんが、2級建築士、インテリアコーディネーターなどの資格は取得しておきたいものです。そのほか関連資格もありますので、持っておくとトータルな知識も身付き、将来性を考えても役立ちそうです。お仕事DATA
- 平均収入
- リフォーム会社に就職した場合、20代の平均収入は15~24万円くらい。能力によって異なります。
- 勤務時間
- 工事の施工に立ち会う場合は、休日出勤や長い労働時間になることもあります。
- 必要資格
- 関連資格として、「インテリアコーディネーター」「インテリアプランナー」そして「商業施設士」などがあります。