職業情報
映像カメラマン
映像カメラマンはこんな人
オリジナリティを意識しつつ、協調性がないとできない
自分のスタイルを持ちながらも監督のイメージをいかに映像として表現するかが求められるので、ディスカッションが大事です。ですから、こだわりをもちつつ、全体を考える協調性が必要になります。
・何よりカメラが好きな人
・美意識がある人
・知識と技術を常に高めようとする人
映像カメラマンはどんな仕事?
思い通りのイメージを、映像の知識と技術で具現映像カメラマンは、テレビや映画などのスタジオやロケーション現場でカメラ撮影するのが仕事です。カメラの知識、操作技術を常に研究して、内容や展開を最適なアングルやショットで撮る感性と想像力がカメラマンの命です。全ては監督の意図に拠るので、全体の流れを把握して撮影プランを立て、ロケハンをして、監督と段取りを話し合います。セットの場合は舞台美術家にセット作りに際して要望を出したりします。また、カメラの機種・位置やレンズの種類によって、映像の印象が変わるので、監督と打合せをして、カメラ位置や角度、構図などを決めます。このように、映像の最終判断は監督にあるので、カメラマンはその要求に対して確かな技術と豊富なアイディア、そして経験で応えることになるのです。同時に、現場では多くのスタッフと共に仕事をするので、常に相手の立場を考えていないといい作品はできません。また、撮影は天候などに左右されやすいので、状況に応じて柔軟に対応できる技術と発想が欠かせません。深夜に及ぶことも多く体力は不可欠です。最終段階の現像焼付けまで細かく指示を出します。
映像カメラマンになるには?
まずは撮影助手から映画カメラマンになるには資格はありません。大学の芸術学部や映像関連の専門学校などで、映画カメラマンに必要な技術・知識をはじめ、基本をしっかりと学びましょう。一般的には、卒業後は映画会社や映像制作会社などに入り、撮影助手をしてカメラマンになります。フリ-ランスとして独立する人もいます。
お仕事DATA
- 平均収入
- 年収にして、300万~1000万円くらい。
経験と実力により異なります。 - 勤務時間
- テレビ収録に左右されるので、不規則です。ロケのカメラマンとして出張することもあります。
- 必要資格
- 映像カメラマンになる必須資格はありません。
放送系の技術と体力が重要です。