国際の記事一覧
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- 海外で働くという選択
- 【日本企業のグローバル化と労働力の国際移動】 日本人の若者が自らの意志で海外に渡り、現地で働く例が増えています。グローバル経済が発展する中で、日本人の若者が海外で働き、その経験を日本に持ち帰ることは、日本人の働き方を変化させる可能性を秘めています。海外で働く背景や、得られる経験、帰国後の問題などを調べてみました。
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- 混迷深めるEU(欧州連合)のゆくえ
- 【今年1月31日、イギリスがEUを離脱】 EU(欧州連合)は、第二次世界大戦で荒廃したヨーロッパの復興を促進し、再び戦争を繰り返さないための枠組みを目指して発足しました。当初、フランスやドイツなど6か国でスタートしましたが、その後、数次の拡大を経て28カ国が加盟する大きな連合体へと発展していきました。しかし、今年1月31日にイギリスがEU史上初めて脱退することになりました。
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- 今年から「パリ協定」が本格的にスタート
- 【17歳、グレタ・トゥーンベリさんは訴える】 地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が発効し、今年から本格的にスタートしました。パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前に比べて2℃未満、可能なら1.5℃未満に抑えることを目標に掲げています。そのため、すべての国が協力して、地球温暖化の要因となっている温室効果ガスの排出量と、森林や海による吸収量とを均衡させ、発生量を実
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- 「ベルリンの壁」が崩壊して30年
- 昨年11月9日、東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊して30年が経過しました。若い人たちにとって、ベルリンの壁はすでに歴史上の出来事になっているかも知れません。しかし、ベルリンの壁がなぜ作られ、どのように崩壊したのかを考えることは、現在の世界情勢を知る上で非常に大切です。30年という節目に、もう一度ベルリンの壁について考えてみました。
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- 国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」とは
- 【地球規模の課題解決に私たちができること】 みなさんは「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか。貧困の撲滅や性の平等、女性の活躍、温暖化防止など地球規模の様々な課題解決に向けて国連が掲げる持続可能な開発目標を指します。 「SDGs」は、2030年までに国際社会が達成すべき17の目標とそれを実現するための169のターゲットから構成されています。昨年9月に国連加盟国19
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- 東京五輪で世界にアピールするピクトグラム
- 【絵や記号で世界の訪問客に分かりやすく案内】 案内標識をイラストで表したピクトグラムは1964年の東京五輪で生まれました。今日では公共施設や交通機関、観光案内などあらゆる言語圏の人でも一目で理解できる「共通言語」としてなくてはならない存在となっています。2017年には外国からの訪問者により分かりやすくするため、約150種類のピクトグラムのJIS規格が改定されました。 そし
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- 百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録
- Mozu-Furuichi Kofun Group Now On UNESCO World Heritage list 【日本の世界遺産は文化遺産、自然遺産合わせて23件に】 アゼルバイジャンで開催されたユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は7月6日、日本が推薦していた「百舌鳥(もず)・古市古墳群」を世界文化遺産に登録することを決めました。日本の世界文化遺産の登
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- 沖縄県と国が対立する普天間基地移設問題
- 【県民投票で72%が辺野古沖埋め立て反対】 日本政府は、沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をまとめ、2017年から辺野古沿岸の護岸工事に着手しています。しかし、普天間基地の閉鎖・撤去や県外移転を求める沖縄県は、辺野古への移設に反対して国と対立しています。2月24日に行われた県民投票では、投票した県民の72%が辺野古沿岸の埋め立てに反対しまし
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- ポピュリズムの台頭で試練に立つ民主主義
- 【冷戦終結30年。世界は新たな秩序を模索する】 元号が「令和」に変わった今年は東西冷戦が終結して30年の節目を迎えます。ポスト冷戦30年の現在は、かつて世界の警察を標榜した米国の影響力が低下し、独裁体制を強める中国、ロシアの覇権的な外交戦略が際立ってきた時代といえます。さらに英国の離脱によるEU(ヨーロッパ連合)の先行きは不透明で、国際情勢は混沌としています。 とくに中
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- 中東情勢のカギ握る知られざる国イラン
- 【核開発に揺れる孤高のイスラム大国】 1948年のイスラエル建国以来繰り広げられる果てしないパレスチナ紛争。2011年から始まった長期化するシリア内戦。内部抗争で迷走を続けるイラク。アラブの盟主を自認するサウジアラビアとカタールの断交。混迷する中東はアメリカと欧州、ロシアと中国の利害が交錯し、中東情勢の鍵を握るのは核開発問題で揺れるイランだともいわれます。 アメリカは昨
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