政治の記事一覧
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- 日本の領土問題を考えよう~北方領土、竹島、尖閣諸島問題~
- 領土とは、国家が所有する陸地を指し、国家はその領土に対して主権を有しています。領海は国家の領域を構成する部分で、沿岸から一定の幅を持つ帯状の水域です。日本の領土は、第2次世界大戦後の1952年4月に発効したサンフランシスコ平和条約によって確定しました。しかし、ロシアとの間で北方領土問題、韓国との間では竹島問題、さらに尖閣諸島は中国と台湾が領有権を主張し、中国の巡視船など中国
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- 知っておきたい「政治の仕組み」
- 昨年6月、公職選挙法が改正され、国政選挙や地方選挙の選挙権年齢を18歳以上に引き下げることが決まりました。今回の改正は、1945年に選挙権年齢が25歳から20歳に引き下げられ、女性の参政権が認められて以来、70年ぶりとなる大改革です。 この結果、18歳と19歳の新しい有権者が約240万人増え、若い世代の声が政治に反映されると期待されています。しかし、「政治には関心がない」「
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- アメリカとキューバが54年ぶりに国交回復
- アメリカとキューバが7月20日、互いの首都に大使館を再開設し、1961年の国交断絶以来54年ぶりに国交を回復させました。アメリカとカリブ海に浮かぶキューバは、海を隔てた隣国でありながらも半世紀以上にわたって対立してきました。今回の国交回復によって両国が敵対関係を解消し、新たな歴史の幕開けが期待されています。 【Complicated history between the
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- 「新平和安全法制」を検証する
- 集団的自衛権の行使容認や自衛隊の海外活動の拡大などを骨子とした新しい平和安全法制が成立し、戦後日本の安全保障体制は大きく転換します。新平和安全法制は、日本を取り巻く安全保障環境の変化に対応した抑止力の向上で戦争の防止を狙いとしています。一方で、恒久平和主義を定めた憲法第9条に反する違憲立法で、他国の戦争に巻き込まれる危険性が高まったと強い批判を浴びています。甲論乙駁の新平和
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- 選挙権年齢を18歳以上に引き下げ
- 1945年以来70年ぶりの選挙権年齢の拡大 来年の参院選で新たに約240万人が投票 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が6月17日に成立しました。来年夏に予定されている参議院選挙から実施され、18歳、19歳の約240万人が新たに一票を投じることになります。 民主主義の根幹を支えるのが選挙です。この選挙権が高校三年生にも拡大されることになり、「政治に参加できる
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- 日常生活に直接関わる地方公共団体
- 今年は4年ごとに行われる統一地方選挙の年にあたり、4月に都道府県や市区町村の首長や市町村長を選出する統一地方選挙が行われました。地方の問題は地域住民で解決しようというのが地方自治で、日本国憲法の第8条で地方自治に関する規定を定めています。この地方自治とはどのようなものかを考えてみました。
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- 集団的自衛権の 行使容認を閣議決定
- 【大きな転換期を迎えた日本の安全保障政策】 政府は7月1日に臨時閣議を開き、これまでの憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を決定しました。日本はこれまで集団的自衛権の行使容認は、憲法に違反するとして否定する立場を取ってきました。しかし、今回の集団的自衛権の行使容認によって、日本の安全保障政策は大きな転換期を迎えることになります。どのように変わっていくのか考えてみました。
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- 与党が過半数を確保、 ねじれ国会が解消
- -参議院選挙を振り返って- 第23回参議院選挙が7月21日に投開票され、自民党が過去最高の65議席を確保しました。自民党と連立を組む公明党も11議席を確保し、非改選議員を含めると与党は135議席の安定多数となりました。この結果、国会で衆議院と参議院の多数派が異なる「ねじれ国会」は解消されることになりました。 今回の参議院選挙は、初めてネット選挙運動が解禁された選挙でもあ
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- 「民主主義」とは何か?民主主義 思想・制度の歩み
- 【全ての国民が国の意思決定に参加】 政治のスタイルには、権力者が中心になって行う「君主制」「独裁制」などといった権威主義と、国民による国の意思決定、つまり国民主権を基本とする民主主義があります。私たちは各種報道で連日のように民主主義という言葉を見聞きし、実際に口にすることも珍しくありません。この民主主義はどのように始まり、その中身はどのようになっているのでしょう。
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- 知っておきたい 「日本の選挙制度」
- 昨年11月に衆議院が解散し、12月16日に第46回総選挙が行われました。その結果、表にあるように自民党が大勝し、26日の特別国会で自民党の安倍総裁が第96代の首相に選出されました。選挙結果によって政権が代わり、それに伴なって日本の方向性が微妙に変化していきます。このように、選挙は国民の意向を大きく反映させる絶好の機会です。 今回の衆議院選挙を振り返りながら、選挙の仕組み
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