医療の記事一覧
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- 脳の仕組みや働きを考える
- 【人のやる気や能力はどこから生まれる】 勉強やスポーツでやる気や能率アップに脳はどのように関わっているのでしょうか。脳の仕組みや働きを研究する脳科学は「人類最後のフロンティア」ともいわれ、医療や先端技術の分野で大きな期待が寄せられています。心と体を支える脳について考えてみましょう。
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- 西アフリカで猛威をふるう「エボラ出血熱」
- 【10月15日現在、8,994人が感染し死者は4,492人に 致死率が最高90%に達することも】 西アフリカでエボラウイルスによる「エボラ出血熱」が猛威をふるい、過去最大の規模で感染が広がっています。今年8月、WHOは感染が広がる西アフリカだけではなく、全世界に対してエボラ出血熱に対する対策の強化を呼びかけました。エボラ出血熱を引き起こすエボラウイルスの正体とは?感染拡大の
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- どうなる高齢社会と日本の医療
- 【国民の健康を支える医療制度を考える】 日本は世界一の長寿国ですが、これを支えているのがすべての国民が公的医療保険に加入している「国民皆保険制度」だといわれます。 しかし、高齢社会の進展で医療費は年々増大し、医療の地域間格差や医師・看護師不足、医療自由化の動きなど多くの問題を抱えています。国民の健康を支える医療制度を考えてみました。
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- 難病は克服できるか?現状とその対策について考える
- 日本は世界一の長寿国ですが、一方で多くの人が原因不明で治療法が確立されていない「難病」に苦しんでいます。現在、経済的・身体的に日常生活に支障のある約80万人の難病患者が、国や自治体から医療費の助成を受けています。 最近、iPS細胞を活用した難病治療の研究が始まりました。近い将来難病は克服できるでしょうか。
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- 若者を中心に 「新型うつ病」が増加
- - 医学的定義や学術上の根拠は不明 - 厚生労働省が全国の医療機関に対して3年ごとに実施している「患者調査」によると、気分障害患者(うつ病など)数はここ12年間で2・4倍に増加し、2008年には104万1000人にも達しています。うつ病患者の医療機関への受診率は低いことが分かっており、実際にはもっと多くの患者がいると推測されています。 こうした中、近年20〜30代前半の若
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- ここまで来た iPS細胞の研究
- 京都大学の山中伸弥教授が、2007年11月にヒトのiPS細胞(人工多機能幹細胞 induced pluripotent stem cell)の作製に成功してから5年が経過しました。iPS細胞は万能細胞とも呼ばれ、身体中のあらゆる細胞に変化できる能力を持っています。このため、難病の克服、再生医療、新薬の開発など多くの分野で大きな期待を集めています。 現在、iPS細胞の研究はど
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- 2010年7月、「改正臓器移植法」が全面施行
- 「改正臓器移植法」が昨年7月17日、全面施行されました。改正臓器移植法では、脳死を一般的な人の死としたうえで、本人の意思表示がなくても家族の承認で臓器の提供が可能になりました。また、15歳以上に限られていた臓器提供が、生後12週以上で臓器の提供が可能になり、臓器移植の機会が拡大すると見られています。新しい臓器移植法の施行で、臓器移植を願う患者やその家族、臓器移植のための知識
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- 医学の進歩で多くの「感染症」を克服
- - 日本の感染症との闘いの歴史 - 医学の進歩の歴史は、感染症との闘いの歴史といっても過言ではありません。感染症とは、寄生虫、細菌、カビなどの有害真菌、ウイルス、異常プリオンなどの病原体が、寄生する相手(宿主)を通して次々と感染させていく恐ろしい病気のことです。 日本では感染症の拡大を防止するため、1897年(明治30年)に伝染病予防法を施行し、伝染性が高く生命に危険を
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- 「脳死は人の死」改正臓器移植法が成立
- 【法改正で「臓器移植」は進むのか?】 ~人間の「死」と「生」を合わせ持つ医療行為~ - 医療技術の進歩が臓器移植を可能に - 医学の進歩や医療技術の発展は、人類に大きな恩恵を及ぼしてきました。今回取り上げる臓器移植が世界で初めて行われたのは、アメリカで1954年に行われた一卵性双生児間の腎臓移植。それ以降、臓器移植は世界中で行われるようになり、現在では心臓、肝臓、肺、すい臓
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- 深刻化する医師不足、その対策は!!
- 急病人が救急車で病院に運ばれたが、担当医がいないことや、ベッドが埋まっていることなどで断られ、たらい回しの末に命を落としたといったニュースをよく耳にします。また、地方の病院を中心に多くの病院で医師不足や病院経営難が原因で、診療科の一部を閉鎖する病院や、病院同士の統廃合といったニュースも流れています。 最難関とされる医学部に入学し、厳しい勉強や研修を経て、毎年3500~40
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