社会の記事一覧
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- 観光立国「日本」を 支えるために
- 【不足する「通訳案内士(通訳ガイド)」】 外国人旅行者の訪日を促進するため、政府は2003年に地方公共団体や民間と共同で「ビジット・ジャパン」キャンペーンを開始しました。以降、訪日ビザ(査証)の要件緩和や円安などを受けて、中国などアジアを中心とした訪日ブームが続き、昨年の訪日外国人は過去最高の1974万人を記録しました。今年中には2000万人を突破すると見られています。こう
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- 「中央省庁の地方移転」で地方創生
- 【人口減を食い止め、地方の活性化をめざす】 日本は2008年から人口減少が始まり、今後、加速度的に進むと予測されています。なかでも地方の人口減はハイペースで進み、人口減少による消費・経済力の低下によって日本の社会に深刻な影響を及ぼすと懸念されています。このため、政府は東京一極集中を是正し、地方を活性化させて人口の減少を食い止めるさまざまな政策を打ち出しています。その一環とし
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- 性的少数者を含む多様な社会の実現へ
- 【「LGBT」を知っていますか?】 性的少数者を指すLGBTという言葉を聞いたことがありますか? Lesbian Gay Bisexual Transgenderの頭文字をつなげたもので、生まれ持った性別に違和感を抱く人々の総称として使われています。 この数年、LGBTに苦しむ人々に対し、大阪市淀川区がLGBT支援センターを開設したり、東京都渋谷区や世田谷区が「同性パート
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- 来年4月から消費税は10%に
- 来年4月から消費税が10%に引き上げられる予定です。食料品や新聞代は、消費者の負担を軽くするため、通常より低い税率の「軽減税率」を適用して現在の8%に据え置かれます。軽減税率は世界各国で広く導入されていますが日本では初めてです。消費税増税と軽減税率を巡る問題を探ってみました。
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- 「ユネスコ」とはどんな機関?
- 【ユネスコが掲げる理念と政治の影】 昨年7月、「明治日本の産業革命遺産群」が日本で19件目となるユネスコ(国際連合教育科学文化機関 UNESCO)の世界遺産に、10月には「舞鶴への生還」と、中世の古文書群「東寺百合文書」が、ユネスコの世界記憶遺産に登録されました。 ユネスコについては、世界遺産の登録などでよく知られていますが、その誕生から今日までの歩み、理念や目的などにつ
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- 「マイナンバー制度」がスタート
- マイナンバー(社会保障・税番号)制度が今年1月からスタートしました。マイナンバー制度とは、国民すべてに12桁の番号を割り振り、各人の税金や社会保障などに関する情報をまとめて管理する制度です。 政府はマイナンバー制度の導入で、各種行政サービスの効率化や国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現を目指します。その一方、個人情報の流出による「なりすまし」などの犯罪が心配されてい
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- 「就活」の歴史をたどってみよう
- 毎年のように変化する就職活動、いわゆる「就活」の解禁・内定の日程が変わることで、職を求める多くの学生が振り回されています。サラリーマンが誕生して以来、約100年の就職活動の歴史を振り返ってみましょう。いつの時代も学生たちは社会情勢や経済事情などで大変だったことがよく分かります。皆さんも近い将来就職活動を行うと思います。参考にしていただければ幸いです。
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- 見直し迫られる国立大学の文系学部
- 文部科学省は今年6月、国立大学改革の一環として全国にある86の国立大学に対して、文系学部と呼ばれる教員養成系や人文社会科学系の学部・大学院について、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に取り組むように通知しました。組織改革に積極的に取り組み、実績が高く評価された大学には、交付金を重点的に配分するという枠組みも盛り込まれています。 文部科学省の通知の背景に何があるのでし
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- 「女性が輝く社会」を実現するためには?
- 近年、日本では、「女性が輝く社会」の実現が政策課題となっています。しかし、この課題を達成するのは簡単なことではありません。ここでは、近代日本における女性の権利の歴史を振り返るとともに、戦後日本における女性の労働の歴史をたどり直してみましょう。そうすると、この課題の達成を困難にしている理由が見えてくるはずです。
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