社会の記事一覧
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- 「完全失業率」って何だ?景気の動向を測る一つの指標
- 毎月「完全失業率」が発表され、その数値を見て「まだまだ景気が悪いんだな」と不安になる人が多いと思います。完全失業率は景気を測る温度計ともいわれます。 この完全失業率って何だろう。どのように計算されているか調べてみました。
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- 急ピッチで進む 少子高齢化社会
- 厚生労働省の政策研究機関である国立社会保障・人口問題研究所が今年1月、平成22(2010)年の国勢調査を受けて将来の人口推計をまとめました。これによると、現在1億2806万人の人口が、2030年には1億1662万人になり、2048年には1億を割って9913万人になると推計されています。今後50年の間で、日本の人口は4132万人(当初人口の32・3%)の減少が見込まれているので
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- 読書が変わる? 紙の本が消える?
- 「20××年、紙の本が世界から消えて無くなる」。こうした話題が持ち上がるのも、いまや珍しくありません。紙媒体市場が不況にあえぐ中、賑わいを見せているのが電子書籍市場です。スマートフォンやiPadといった新しい端末の利用者が増えたことに伴って、電子書籍の売り上げは2015年度には2千億円に上るとの予測もあります。こうして電子書籍が注目される一方で、紙の本ならではの良さも再認識さ
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- 東京大が5年後を目標に 秋入学を検討
- 入学時期についての在り方を検討してきた東京大学が1月20日、これまでの4月入学を廃止し、5年後を目途に秋入学に全面移行するという素案を発表しました。4月には、京大や阪大、早稲田、慶応など有力11大学とともに協議会を設置し、移行を円滑に行うためにさまざまな角度から意見交換を行っていく予定です。しかし、まだ秋入学に慎重な大学も多く、移行が決まったわけではありません。それは、入試か
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- 増え続ける非正規労働者 広がり続ける経済格差
- 日本の働く環境は年々厳しくなり、昨年の新卒者の就職率は過去最低を記録するなど、多くの問題を抱えています。特に、パート・アルバイト・契約社員・派遣社員など「非正規労働者」の増加で経済格差が広がり、社会に大きな影響を与えています。これは、近い将来社会に出る皆さんにとって、決して他人事では済まされません。なぜ、私たちの労働環境はこんなにも深刻なものになってしまったのでしょうか。
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- 増え続ける世界の人口 水と食料は大丈夫なのか?
- 昨年10月末に世界の人口は70億人を超えました。21世紀末には100億人を突破するそうです。人口が増えて心配なのが食べ物と水です。すでに地球上で10億人が食糧難に苦しみ、12億人が安全な飲料水を確保できないでいます。限られた地球上で、私たちはいかにして必要な水や食糧、エネルギーを確保していけばいいのでしょうか?人口問題と密接に結びついている食糧問題、水不足の問題を考えて見まし
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- 「憲法」は国の形を決める最高法規
- 待ちに待った春のゴールデンウィークが間もなくやってきます。その真っ只中の5月3日の祝日が「憲法記念日」。憲法記念日は、日本国憲法が施行された1947年5月3日を記念して設けられました。そして、憲法記念日を中心とした5月1日から7日までの1週間を、憲法の精神や裁判所の役割などを再確認する目的で「憲法週間」として定め、国や裁判所などが中心になってさまざまな行事が行われています。
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- 宗教を知れば、もっと世界が見えてくる
- 人間の根源的な問いかけとして、古今東西を問わず「我々が住む世界がどのように成立し」「人間はなぜ誕生したのか」、そして「なぜ生と死があり」「死後はどこに行くのか」、などといった不安や疑問が太古の昔から投げかけられてきました。こうした根源的な問いに対し、文明が発達し科学技術の進展がめざましい今日でも明確な答えを得ることが困難です。こうした中、宗教はある種の回答を用意し、多くの人
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- 「ただ、生きたい」と願った日々―
- 戦争が終わった、1945年8月15日。あの日を境に、もうひとつの戦争が始まったことを知っていますか?誰かと戦うでもなく、逃げ続ける日々、ただただ、故郷に帰ることを望み続け、寒さに耐える日々があったことを、あなたは想像できますか? 1年2カ月に及ぶ、満州からの引揚げ生活を体験された、女優・赤木春恵さんの言葉から、当時を振り返り、平和について考えてみましょう。
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