環境の記事一覧
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- 猛暑、豪雨、竜巻etc 今後も異常気象に見舞われるのか
- 日本はこのところ毎年のように猛暑やゲリラ豪雨、竜巻などの自然災害に襲われ、大きな被害が生じています。昨年夏は、全国的に猛暑となり高知の四万十市では、統計を開始した1946年以降で最高となる41.0℃を記録しました。また、7月に山口・島根豪雨、8月には秋田・岩手豪雨、9月には埼玉・千葉が竜巻に見舞われ、10月には台風26号に伴う豪雨で伊豆大島に土石流が発生し甚大な被害を受けま
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- 微小粒子状物質(PM2.5)の正体は?
- 【PM2.5から身を守るために】 大気中にはさまざまな物質が浮遊していますが、その中で最近問題になっているのがPM2.5(Particulate Matter)と呼ばれる物質です。PM2.5とは、直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質のことで、人間の身体の中に入るとさまざまな健康被害を引き起こします。このPM2.5はどのように発生するのでしょう。身を守るにはどうすべ
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- 震災から3年、被災地はいま
- 【新たな「復興」の形を模索する段階に】 2011年3月11日、14時16分。未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から早や3年が経過しました。特に被害の大きかった岩手・宮城・福島では、いまだ「復興」を実感しないとの声も多く聞かれる一方、一つの転換期を迎えたとの見方もあります。 同じ国に住む私たち一人ひとりがいま出来ること、すべきことを改めて考えてみましょう。
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- CO2排出量の削減は人類共通の緊急課題
- 【地球温暖化と気候変動を考える】 現在の地球は過去1300年で最も暖かくなっているといわれます。 地球温暖化はさまざまな気候変動を招き、水や食糧、生態系、健康などに深刻な影響をおよぼします。 地球温暖化の要因となるCO2など温室効果ガスの排出をできるだけ少なくし、地球温暖化の進行を抑えることが人類に課せられた21世紀の課題だといえます。
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- たまり続ける核のゴミ(放射性廃棄物)の行方
- 【見通しが立たない最終処分場の建設】 東京電力福島第一原子力発電所の事故をうけ、原発の安全性や経済性、地球環境、エネルギー需給などさまざまな角度から議論が起こっています。 こうした中、昨年の小泉純一郎元首相の「即時原発ゼロ」発言で、改めて注目を集めているのが高レベル放射性廃棄物の処理問題です。約半世紀にもわたる原発の使用で放射性廃棄物がたまり続け、その最終処分地の目途がま
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- レッドリスト5年ぶりの見直し終了
- 【日本カワウソなど8種が新たに絶滅種に、クニマスは絶滅から野生絶滅種に】 環境省は、2008年からレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)の見直し作業を進めてきました。昨年8月に公表された哺乳類や昆虫類など9分類群に加え、今年2月には汽水・淡水魚類の見直しを終え、全10分類群の見直し作業が終了しました。 作業の結果は、新たなレッドリスト(第4次レッドリスト)
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- 鳥インフルエンザの脅威 中国で感染広がる
- 世界保健機構(WHO)は今年4月1日、中国で鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスに感染した患者が発生したと公表しました。5月1日現在、感染者は128人に増え、死者は24人に上っています。 鳥インフルエンザは、一般的には鳥の間で循環するウイルスで、種の壁によってヒトへの感染はないとされてきました。ところが、感染を繰り返す過程で変異し、過去に鳥インフルエンザ(H5N1)などが
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- 再生可能エネルギーの可能性
- 東日本大震災で福島第一原子力発電所の事故が起き、国内にある50基の商業用原発すべての稼働が停止しました。この結果、おもに電力という形で利用しているエネルギー問題に今後どう対処していくかが問われています。 こうした中、注目を集めているのが再生可能エネルギー。自然界に存在する太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどをエネルギー源として利用しようというものです。再生可能エネルギ
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- 花粉症の季節がやってきた
- - 国民病とも呼ばれ、国民の約20%が患者に!! - 春の訪れを待ち焦がれる半面、あの鬱陶しい花粉症のシーズンを迎えます。現在、国民の5人に1人が花粉症に悩み、患者は子供から中高年にも及ぶことから国民病とも呼ばれています。 花粉症とは、その名の通り花粉によって起こるアレルギー性の病気です。日本では、花粉症といえばスギが原因といわれるほどスギ花粉症が蔓延しています。このスギ
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- 江戸時代から続く古紙のリサイクル
- - 「静脈産業」とも呼ばれる再生資源業 - 江戸時代の紙くず拾いをルーツに持つ古紙回収は、樽や俵などの容器の回収業から発展した空きビン回収業と同様に長い歴史を持っています。 明治時代になって近代的な製紙産業が導入されると、古紙のリサイクルは民間の回収ルートを通じて集められ、製紙原料として揺るぎない地位を獲得しました。都市部を中心に大量に発生する古紙は、「街の森林資源」とも
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