環境の記事一覧
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- 観測史上最大のM9.0を記録した巨大地震
- 東日本大震災は、2011年3月11日14時46分に、三陸沖の深さ約24㎞の海底を震源として発生しました。地震の規模は、日本での観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、最大震度は宮城県栗原市で7を記録しています。このため、震源域を中心に広い範囲で地震による被害が発生するとともに、沿岸部には最大溯上高約50mという大規模な津波が押し寄せ、各地で甚大な被害をもたらしました。
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- 公害が引き起こした 悲しい歴史が
- 日本は、気候変動枠組条約締結国会議などの国際会議で、地球環境保全に向けて積極的な発言をおこなっています。 しかし、1950年代後半から始まった高度経済成長期は、豊かさと深刻化する環境汚染の狭間で苦しんだ時代でもありました。いわゆる「4大公害病」が発生し、半世紀以上が経過した今日でも、まだ多くの被害者が後遺症に悩んでいます。公害の原点といわれる水俣病の未認定患者と国、原因企業
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- 5月21日 日本各地で金環日食・部分日食が!!
- 「日食」とは、太陽の手前を月が横切るために、太陽の一部またはすべてが月によって隠されてしまう現象です。太陽の一部が隠れる部分日食は、地球各地で年に数回見られますが、太陽と月が完全に重なる「金環日食(annulareclipse)」や「皆既日食(total eclipse)」は、限られた狭い地域でしか観測されない非常に珍しい現象です。 この「金環日食」が5月21日、東京や大阪
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- 新燃岳が52年振りに爆発的噴火
- 地球は10数枚のプレートで覆われ、日本列島は北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートと呼ばれる4つのプレートが押し合う所に位置しています。つまり、地球の活動を直接反映する地点にあるため、日本には世界の活火山の約7%にあたる108もの活火山があり、マグニチュード6以上の地震の約20%がこの狭い日本に集中しています。 新燃岳がある霧島連山は、九州
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- 「環境白書」を読み解こう
- 皆さんは、「循環型社会」と聞いて何を思い浮かべますか?あまり聞き慣れない言葉だとは思いますが、今回は、日本が進めているその循環型社会づくりに向けた取組みについて、ご紹介をしていきたいと思います。 (環境省企画調査室)
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- 「生物多様性」って知っていますか?
- - はじめに - みなさんは、生物多様性という言葉は聞いたことがありますか。 新聞やテレビの報道で「生物多様性条約COP10が今年の10月18日から開幕した」というニュースで聞いたことがあるかもしれません。〝COP〟とは、〝Conference Of the Parties〟の略で、生物多様性条約に参画している世界の国々が集まる会議のことを指しており、その第10回目の会議だ
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- 深刻化する環境問題 - 日本の現状は -
- 環境問題は20世紀後半から深刻化し、21世紀に入ってから地球規模の問題として人類の前に立ちはだかっています。このため、先進国首脳会議(サミット)はもとより、数々の国際会議で環境問題が取り上げられ、環境負荷の軽減に向けて世界中の人々が英知を結集しています。 こうした中、環境省から日本の環境問題を考える上で貴重な原稿が寄せられました。日本が直面している環境問題の現状認識、問題
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- ハイチ・チリで巨大地震が相次いで発生
- - 4つのプレートに囲まれた日本は地震列島 - アメリカ合衆国の南、カリブ海にあるハイチ共和国で1月12日、マグニチュード7.0の地震が発生し、死者が30万人近くにも及ぶという空前の被害をもたらしました。ハイチは1804年に世界初の黒人による共和制国家として独立しましたが、独立以来今日まで政情不安が続き、経済的にも困窮していることから社会基盤の整備が遅れ、被害を大きくした
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- 地球から緑が消える、森林破壊から地球を救おう
- 地球の陸地の約3分の1を占める森林が、消滅の危機にさらされています。また、陸地の約4分の1が砂漠化の影響を受けて、毎年約6万平方kmの広さで急速に砂漠化が進行しています。原因として、地球温暖化による気候変動や森林伐採など人為的要因が考えられます。 今、世界は二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の保護育成に真剣に取り組んでいます。地球環境保全は森林保護からとも言われます。改め
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