職業情報

看護師

看護師

看護師はこんな人

病院で医師をサポートし、患者さんの心身をケアする仕事。
1.病院内での患者さんのケア・管理
2.協調性が大切
3.指示に従った適切な処理

看護師はどんな仕事?

看護師の実際

看護師の勤務先は8割以上が病院で、他に診療所や福祉施設、訪問看護などもあります。
病院を例にとると、看護師は職員の中で最も多く、病棟・外来・手術室・中央材料室・管理部門など広く活躍しています。
外来では受診する患者さんのサポート、さらに生活面での相談や指導も行います。
病棟の仕事は診療科目によって違いますが、共通する特徴は患者さんの生活を24時間支えるという点。
このため日勤・夜勤をローテーションで担当し、看護チームとして病棟全体の仕事に責任を持ちます。
また看護師とは資格が異なる准看護師という職種もあり、医師や看護師の指示を受けて仕事をしています。

看護師になるには?

看護学校へ通う

看護師になるには高校卒業後3年以上の専門教育を受け、国家試験に合格する必要があります。
看護学校には4年制大学、3年制の短大や専門学校などがあり、定時制(夜間)もあります。
学校で学ぶ内容は一般学習から医学などの専門分野まで、講義の他に校内実習や臨床実習にも力を入れ、総学習時間は3年間で 3,000時間と、密度の濃いカリキュラムです。
また准看護師は中学卒業以降、やはり専門の学校で学び、都道府県の試験に合格して資格を取得します。

看護師の一日

  • 看護師
    AM8:00 申し送り・確認

    日勤の勤務は朝8時頃からスタート。
    夜勤の看護師から、担当の患者さんの昨夜の状態などを細かく申し送りします。
    その日の看護計画をしっかり確認して、仕事にとりかかります。

  • 看護師
    AM10:00 チームワークが大切

    看護師の仕事はさまざま。
    患者さんへの投薬、処置、着替えや食事などの介護、重態患者さんのモニター、診察の際には医師のサポートもします。
    これだけの仕事をこなすには、看護師全員のチームワークが大切。

  • 看護師
    PM9:00 深夜でも万全の備え

    消灯後は決められた時間の投薬や処置を除いては、静かに巡回をして患者さんを見守ります。
    しかし手術後や容態の不安定な患者さんには、深夜でも十分に注意を払い、万一の急変でも万全の備えをします。

看護師の現状・将来性

女性の仕事の代表だった看護の世界にも、男性の進出が進んでいます。
現在、医療技術が高度になり、高齢化によって老人看護など新たな分野も登場し、女性だけでなく男性の看護師の役割もますます重要になっています。
また看護師不足解消のため看護師の再就職を進める「ナースバンク事業」も成果をあげています。
退職しても比較的再就職しやすく、長く続けられる仕事です。

お仕事DATA

平均収入
病院勤務の場合、夜勤手当を含んで年齢30代半ばで約30万円ぐらい、初任給は26万円ぐらいです。
勤務時間
2交代(日勤・夜勤)または3交代(日勤・準夜勤・夜勤)で勤務にあたります。
必要資格
所定の専門教育を受けた後、国家試験に合格する必要があります。

この職業になることができる学校

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