職業情報
自衛官
自衛官はこんな人
国家公務員の特別職として、命を受けて自衛隊の隊務を行う人。
自衛官は陸上自衛官、海上自衛官、航空自衛官の3つに分かれています。
自衛官はどんな仕事?
陸上自衛官の実際海外からの侵略を未然に防止し、万が一侵略・武力行為があった場合はこれに対処します。また、災害等の緊急事態への対応、国際的な平和維持活動への取り組みなどが任務です。普通科(地上戦闘の骨幹部隊)、機甲科(戦車・偵察部隊)、野戦特科(火力戦闘部隊)、高射特科(対空戦闘部隊)をはじめとする15の職種があり、全国に約160の駐(分)屯地があります。陸上自衛官になるには、各種採用試験に合格する必要があります。
海上自衛官の実際
海上からの侵略を防止し、周辺海域の海上交通の安全を守ります。国際平和協力業務や災害への対応も行います。侵略や海上交通の妨害などの脅威に対処するために、対潜水艦戦、防空戦、対水上戦、機雷戦、電子戦、警戒監視、人員や装備の海上輸送、救難などの職務があります。護衛艦隊、航空集団、潜水艦隊、5つの地方隊などから組織されています。海上自衛官になるには、各種採用試験に合格する必要があります。
航空自衛官の実際
空や海上からの侵略を防止します。国際平和協力業務や災害への対応も行います。飛行、航空管制、要撃管制、整備、高射などの直接防衛を担当したり、情報、気象、通信電子、プログラム、輸送、施設などの後方支援を担当する職務があり、航空方面隊等に属する7つの航空団と航空教育集団に属する2つの航空団があります。航空自衛官になるには、各種採用試験に合格する必要があります。