6月11日に、ワールドカップ南アフリカ大会が開幕【スポーツ】
【サッカーW杯出場で、盛り上がるサッカーファン】
ワールドカップとは、特に断らないときには国際サッカー連盟(FIFA)が主催するサッカーの世界選手権(FIFAワールドカップ W杯)を意味します。FIFAワールドカップは、4年ごとにオリンピックの中間年に開催され、世界が最高に盛り上がるスポーツの祭典として知られています。このW杯が今年6月、南アフリカの9都市10会場で開催されます。
日本も昨年6月、アジア最終予選A組を突破して4大会連続で出場を決め、本大会での上位進出をめざします。
- 第一回大会は南米の小国ウルグアイで開催 -
ワールドカップの正式名称は「FIFAワールドカップ」。ナショナルチームによるサッカーの世界最高峰をめざす大会です。
W杯誕生となる第一回大会は1930年、人口約300万人という南米の小国ウルグアイで開催されました。1932年のロサンゼルスオリンピックで、サッカーが競技種目からはずされ、サッカー世界一を決める大会が求められたからです。
ウルグアイは建国100周年にあたることや、1924年、1928年とオリンピック2連覇を果たしたことで大会招致に積極的に動き開催国に選ばれました。そして、13カ国が参加した第一回大会で優勝という栄誉に輝きました。
ワールドカップの正式名称は「FIFAワールドカップ」。ナショナルチームによるサッカーの世界最高峰をめざす大会です。
W杯誕生となる第一回大会は1930年、人口約300万人という南米の小国ウルグアイで開催されました。1932年のロサンゼルスオリンピックで、サッカーが競技種目からはずされ、サッカー世界一を決める大会が求められたからです。
ウルグアイは建国100周年にあたることや、1924年、1928年とオリンピック2連覇を果たしたことで大会招致に積極的に動き開催国に選ばれました。そして、13カ国が参加した第一回大会で優勝という栄誉に輝きました。
- 世界中の人が試合会場、テレビに釘づけ! -
今年の南アフリカ大会で19回を迎えますが、大会の規模は第一回大会と比べようもないほど拡大しています。前回の2006年ドイツ大会では、197カ国が予選に参加し、勝ち上がった32チームが世界一を競い、イタリアがW杯を手にしました。
18回W杯ドイツ大会で行われた試合は計64試合。これらの試合を見るために世界中から押しかけた観衆は約320万人、テレビの中継国数は210カ国にも及びました。多くの種目が同時に行われるオリンピックと比べると、大会全体の事業規模では及びませんが、イベントの注目度を示す指標とされるテレビの延べ視聴者数は、オリンピックを大きく上回っています。
- W杯出場まで長く続く苦難の歴史 -
日本のサッカーが初めてW杯に出場したのは1998年の第16回W杯フランス大会で、今回の南アフリカ大会で4回連続出場になります。
日本のサッカーの歴史は、苦難の歴史ともいえます。FIFAに加盟したのが1929年で、W杯のアジア地区予選に初めて参加したのが1954年の第5回スイス大会です。その後、1968年のメキシコオリンピックで銅メダル獲得という快挙を成し遂げましたが、W杯出場の前に立ちはだかるアジア地区予選の厚い壁に跳ね返されてきました。
1994年の第15回W杯アメリカ大会出場を目指した日本は、アジア最終予選のイラク戦で勝利目前のロスタイムで同点にされ、本大会出場を逃した試合は「ドーハの悲劇」としてあまりに有名です。
- 転機になった第17回W杯「日本・韓国大会」 -
日本サッカー協会は1993年、「サッカーの水準向上と普及促進」などを目的に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)を立ち上げ、W杯出場を視野にサッカーの強化に取り組みました。また、W杯を日本に招致するためFIFAに働きかけ、2002年にW杯では初となる日本・韓国共同開催が実現しました。
日本は予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントでトルコに敗れましたがベスト16になり、日本中に興奮と感動を与えました。韓国も決勝トーナメントでもイタリア、スペインを破る健闘を見せ4位に輝きました。このように、日韓共催となった17回W杯は、開催国の日本・韓国とも好成績を示し、サッカーに寄せる国民の関心が大きく盛り上がった大会でもありました。
- 「目標はベスト4強入り」と岡田武史監督 -
第19回W杯南アフリカ大会は、6月11日から地区予選を勝ち抜いた32カ国が南アフリカの9都市・10会場で、W杯をめざして熱い戦いを繰り広げます。すでにグループリーグの組み合わせも決まり、日本はグループEに属し、オランダ、デンマーク、カメルーンと戦い、決勝トーナメント進出をめざします。対戦する3チームはいずれも強豪揃いで、FIFA国別ランキングでは、オランダが3位、カメルーンは11位、デンマークは28位で、日本は43位となっており侮れる相手はいません。ちなみに1位はスペイン、2位にはW杯最多優勝国のブラジルがランクされています。
こうした下馬評に負けず、岡田監督も「ランキングは関係ない。決勝トーナメントに進出し4強をめざす」と力強く語っています。岡田監督は、日本が初めてW杯に出場したフランス大会でも監督を務めました。結果は3戦全敗でグループリーグ敗退、そのリベンジを胸に秘めた戦いに期待したいものです。
今年の南アフリカ大会で19回を迎えますが、大会の規模は第一回大会と比べようもないほど拡大しています。前回の2006年ドイツ大会では、197カ国が予選に参加し、勝ち上がった32チームが世界一を競い、イタリアがW杯を手にしました。
18回W杯ドイツ大会で行われた試合は計64試合。これらの試合を見るために世界中から押しかけた観衆は約320万人、テレビの中継国数は210カ国にも及びました。多くの種目が同時に行われるオリンピックと比べると、大会全体の事業規模では及びませんが、イベントの注目度を示す指標とされるテレビの延べ視聴者数は、オリンピックを大きく上回っています。
- W杯出場まで長く続く苦難の歴史 -
日本のサッカーが初めてW杯に出場したのは1998年の第16回W杯フランス大会で、今回の南アフリカ大会で4回連続出場になります。
日本のサッカーの歴史は、苦難の歴史ともいえます。FIFAに加盟したのが1929年で、W杯のアジア地区予選に初めて参加したのが1954年の第5回スイス大会です。その後、1968年のメキシコオリンピックで銅メダル獲得という快挙を成し遂げましたが、W杯出場の前に立ちはだかるアジア地区予選の厚い壁に跳ね返されてきました。
1994年の第15回W杯アメリカ大会出場を目指した日本は、アジア最終予選のイラク戦で勝利目前のロスタイムで同点にされ、本大会出場を逃した試合は「ドーハの悲劇」としてあまりに有名です。
- 転機になった第17回W杯「日本・韓国大会」 -
日本サッカー協会は1993年、「サッカーの水準向上と普及促進」などを目的に日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)を立ち上げ、W杯出場を視野にサッカーの強化に取り組みました。また、W杯を日本に招致するためFIFAに働きかけ、2002年にW杯では初となる日本・韓国共同開催が実現しました。
日本は予選リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントでトルコに敗れましたがベスト16になり、日本中に興奮と感動を与えました。韓国も決勝トーナメントでもイタリア、スペインを破る健闘を見せ4位に輝きました。このように、日韓共催となった17回W杯は、開催国の日本・韓国とも好成績を示し、サッカーに寄せる国民の関心が大きく盛り上がった大会でもありました。
- 「目標はベスト4強入り」と岡田武史監督 -
第19回W杯南アフリカ大会は、6月11日から地区予選を勝ち抜いた32カ国が南アフリカの9都市・10会場で、W杯をめざして熱い戦いを繰り広げます。すでにグループリーグの組み合わせも決まり、日本はグループEに属し、オランダ、デンマーク、カメルーンと戦い、決勝トーナメント進出をめざします。対戦する3チームはいずれも強豪揃いで、FIFA国別ランキングでは、オランダが3位、カメルーンは11位、デンマークは28位で、日本は43位となっており侮れる相手はいません。ちなみに1位はスペイン、2位にはW杯最多優勝国のブラジルがランクされています。
こうした下馬評に負けず、岡田監督も「ランキングは関係ない。決勝トーナメントに進出し4強をめざす」と力強く語っています。岡田監督は、日本が初めてW杯に出場したフランス大会でも監督を務めました。結果は3戦全敗でグループリーグ敗退、そのリベンジを胸に秘めた戦いに期待したいものです。
《日本にラグビーW杯がやってくる!!》
~高校生ラガーの皆さんが主役!!~
ラグビーW杯第1回大会が開催されたのは、1987年のニュージーランド・オーストラリア大会です。以降、W杯と同様4年ごとに開催され、2019年の第9回W杯が日本で開催されることが決定しました。
これまで、日本はラグビーW杯に6回連続出場してきたものの、戦績は1勝18敗1分と振るいません。このところラグビーはサッカー人気におされ低迷気味ですが、この第9回ラグビーW杯日本大会を目標に頑張ってもらいたいものです。
「まだ先のこと」と思われるかも知れませんが、その時、チームの主力になるのが現在の高校生ラガーの皆さんです。W杯という目標に向かって、トライを重ねていきましょう。
~高校生ラガーの皆さんが主役!!~
ラグビーW杯第1回大会が開催されたのは、1987年のニュージーランド・オーストラリア大会です。以降、W杯と同様4年ごとに開催され、2019年の第9回W杯が日本で開催されることが決定しました。
これまで、日本はラグビーW杯に6回連続出場してきたものの、戦績は1勝18敗1分と振るいません。このところラグビーはサッカー人気におされ低迷気味ですが、この第9回ラグビーW杯日本大会を目標に頑張ってもらいたいものです。
「まだ先のこと」と思われるかも知れませんが、その時、チームの主力になるのが現在の高校生ラガーの皆さんです。W杯という目標に向かって、トライを重ねていきましょう。