国際の記事一覧
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- 50万人もの「ロヒンギャ」がバングラデシュに避難
- 【ミャンマーで今、何が起こっているのか】 2016年3月、ミャンマーでアウン・サン・スー・チー氏を国家最高顧問及び外務大臣とする新政府が誕生しました。約半世紀にわたって国軍の強い影響下にあったミャンマーに、民主化勢力による歴史的な政権交代が行われました。このミャンマーでいま、「ロヒンギャ」と呼ばれる少数派のイスラム教徒が迫害を受け、50万人を超える人々が故郷を追われ、隣国バ
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- 国際社会の新たな脅威、サイバーテロ
- 【「静かな戦争」サイバー攻撃にどう対処する】 昨年5月、世界150カ国以上で30万件にのぼる地球規模の大規模サイバーテロが同時多発的に発生して国際社会を震撼させました。この年10月には米ヤフーで全利用者30億人分の個人情報が流出して話題となりました。トランプ米大統領の選挙を巡るロシアのサイバー介入疑惑や、北朝鮮によるサイバー攻撃が懸念されています。国際社会の新たな脅威となる
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- 泥沼の内戦が続くシリアと南スーダン
- 【平和を模索する国際社会と国連の役割】 内戦7年目を迎えたシリアでは、住む家を失った難民の数は1150万人にも達し、このうち約490万人は国外に脱出しています。また、南スーダンでは2011年7月にスーダンから分離独立以来、国内での武力抗争が絶えず、国民の半数が難民となって深刻な食糧危機に見舞われています。 出口の見えない泥沼の内戦が続くシリアと南スーダンに、国連をはじめと
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- 山積する国際問題にどう取り組むか
- 第9代国際連合事務総長に、元ポルトガル首相で国連難民高等弁務官を務めたアントニオ・グテーレス氏が選出されました。国際社会は相次ぐ内戦や紛争、飢餓、核問題、環境汚染など数多くの難問を抱えています。こうした中、国際連合事務局のトップに立つ新事務総長の手腕に注目が集まっています。
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- 外国人労働者が100万人時代に
- 日本ではすでに人口減少が始まり、これに伴って労働力人口も減少しています。政府はこうした事態を受け、外国人労働者の受け入れ拡大の方針を打ち出しています。この政府の方針に「人手不足の解消」「人口減社会の切り札」などと歓迎の声がある一方、「外国人に頼るべきでない」「治安の悪化が心配」といった反対意見も聞かれます。 2015年10月現在、日本の外国人労働者は約90万8千人に達し、今
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- 核兵器のない世界をめざして-核軍縮、核廃絶への歩みと課題
- 今年5月、米国の現職大統領として初めて被爆地の広島を訪れたオバマ大統領は、「核兵器のない世界を目指そう」と訴えました。核廃絶は人類の悲願ですが、その歩みにはいくつもの障壁が立ちはだかっているようです。戦後の核軍縮の過程を辿りながら、理想と現実の谷間で「核なき世界」の実現に向けたさまざまな課題や問題点を考えてみました。
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- 税金逃れの 「タックスヘイブン」とは
- パナマの法律事務所から膨大なデータの「パナマ文書」が流出して、税金逃れの「タックスヘイブン」(租税回避)が話題を集めています。有名な巨大企業や富豪、世界の要人関係者の名前なども登場しています。世界的に経済格差が拡大する中で、特定の会社や富裕層の税金逃れに対する反発が強まっています。タックスヘイブンとは何なのでしょうか?
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- イギリス離脱で揺らぐEU(欧州連合)
- 【戦争の反省から生まれたEU イギリスで何が起こっているのか】 いま、EUに熱い関心が寄せられています。ヨーロッパの統合は、1952年の欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)設立まで遡ります。欧州では2度にわたる世界大戦の反省から、戦争の原因の一つとなる石炭や鉄鋼の共同管理を目的に、フランス、ドイツ(旧西ドイツ)、オランダ、ベルギー、イタリア、ルクセンブルグ6か国でECSCを発足さ
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- 今年は日本の国連加盟60年
- 【日本の国連外交と国連改革を考える】 国連に加盟して60年目の今年、日本は安全保障理事会(安保理)の非常任理事国(任期2年)に選ばれました。いま国連はシリア内戦や核拡散、ウクライナ情勢で有効な機能を果たせず、多くの加盟国から安保理を中心とした国連改革の声が巻き起こっています。国連加盟60年の節目に安保理メンバーとしての日本の国連外交に注目が集まっています。
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- アメリカ大統領はこうして決まる
- 【米大統領選の仕組みと多彩な選挙活動】 4年に1度、夏のオリンピックの年に約1年をかけて行われるアメリカ大統領選が真っ盛りです。国際社会に大きな影響を与える米大統領選に世界が注目していますが、その選挙の仕組みは大変複雑です。アメリカの大統領はどういったプロセスで選ばれるのでしょうか。全米が熱気に包まれる最大のビッグイベントである大統領選を探ってみました。
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